私はアレキパの中心地やリマに住んでいたからか、たしかに友達のほぼ100%が現役大学生だったり、大卒者でした。
大学卒業率だけを見ると、ペルーの方が日本よりも高いということが今回の調査でわかりました。興味深いですね
世界銀行が中南米諸国の大学進学率に関する調査データを、今週発表しました。
中南米諸国の大学進学率は、世界中で最も高い増加率でした。この地域の学生数は過去10年間で倍増したものの、その半数のみが卒業しています。しかしながら、ペルーは例外です。
報告書によると、要因は、大学教育システムの改善だといえます。2000年以降、約2,300の大学機関が新設され、30,000のコースが開設されました。
世界銀行の報告書によると、唯一メキシコとペルーのみが卒業率が65%であり、アメリカ合衆国と同水準だと述べています。
大学卒業の学位を持つ若者は、高卒者の倍近くのお給料をもらっていることもわかりました。また、大学中退者も20%をわずかに下回る程度で、最低水準の国の一つです。
さらにペルーは、大学入学者数が専門学校入学数を上回っていることも示しています。80%の高校卒業者は大学進学を志望しています。
同様に世界銀行は、経済的に問題を抱える学生のためのシステムについても言及しました。コロンビアやペルーの奨学金制度を高く評価しました。