「誰でも何歳からでも話せるようになる」という日本スペイン語協会では次のように考えます。
スペイン語で日常会話ができるようになるためには、何万語もの単語を暗記する必要はありません。特に学習初期であれば、基礎動詞３０個を使いまわせば、目の前のお相手とカフェで１時間おしゃべりを楽しむことができるようになります。
また、日本に住んでいるから話せるようにならない、というのも勘違いです。南米に２０年以上住んでいてもスペイン語が話せない人はたくさんいます。自ら学ぶ姿勢があれば、世界中どこに住んでいても必ず上達していきます。

このように、「スペイン語の習得は自分次第」と考えると、いろんな勘違いに気づきます。その中でも、一番大切なことは、「言葉は相手に想いを届けるためのツールである」という部分です。
世の中には、「適当でも通じる！」「間違ってもいいから喋ればいい」という考え方の人がたくさんいます。もちろん、語学学習者として間違うことは悪いことではありません。でも、理論を知らずに好き勝手に単語を並べていても、上達していくことはありません。相手にボールを投げつけて拾ってもらう小さな子どものような話し方ではなく、相手が受け取りやすい球を投げられる大人同士のキャッチボールを続ける努力ができること。これが、スペイン語力が上達する秘訣です。

これができると、コミュニケーションが楽しくなり、相手からも信頼されるようになります。自然にもっと学びたいというループに入っていくことで、自分に自信を取り戻し、自己評価が高まり、人生の可能性が広がります。世界中から求められるスペイン語話者になり、好きな国で、好きな人と、好きな仕事をしながら生きられるようになるでしょう。

このように、伝わるスペイン語が話せるようになるメソッドが詰まった講座が、日本スペイン語協会のマスターコースです。