今日は2つにまたがっている記事をまとめて、要約したいと思います。
被害がなかなか収まらないペルーの豪雨。
被災された方々は本当に大変だと思いますが、毎日心温まるストーリーが、掲載されているんです。
マチュピチュに行かれた方や行きたい方は、きっとご存知でしょう、クスコという町。
クスコのご当地パンが、これ! Pan chuta(パン チュタ)です。
クスコから車で1時間のところにあるOropesa地区の方々が、このパンなんと5トン分を、今回の豪雨で被災された人たちのために焼き、リマに送ったそうです。
このクスコの伝統的なパン、1つあたり200gで、小麦・牛乳・バターなどを混ぜて作ります。
日本でいう、”全国パン共同組合連合会”会長のマーティンさんが
「私たちは、ペルー北部で被災し、すべてを失い、食べ物がなく困っている兄弟たちに、我々の愛をつめこんだ2万個のパン チュタを焼いた。このパンを焼くために、350のパン屋のオーブンと、少なくとも3000キロの小麦が必要だった。
60人以上が、小麦・牛乳・バターなどの材料集めに奔走、Oropesa地区に住む約80%の人がこのパン作りに関わった。
一刻も早く被災地へ届けるための輸送手段の準備を、お願いしたい。」
と、中央政府へ懇願していることを伝えた。
5トンのパン。。
本当に愛情たっぷりの、想いの詰まったパンですね。
クスコはペルーの南東部に位置します。北部で起こっている悲劇を身近に感じて、一緒に乗り越えようとする素敵なニュースだなと思いました。
洪水の被害はとても深刻ですが、それでもペルー人は愛に溢れています。
一刻も早く支援が必要な方たちへ届くことを祈っています。
ニュースのリンクは下に貼っておきますね。