ペルーの消防士というお仕事はボランティアです。
というと、
「え?どういう意味?消防団の人たち?」
と思う方が多いのではないでしょうか。
アレキパに住んですぐの頃、住んでいたバックパッカーからスペイン語のスクールまでに、消防署があって、毎日わりとイケメンのお兄さんとあいさつするのが日課でした。
何気なく、先生にその話をしたら、
「彼らはボランティアだから、食べ物や飲み物があったら、持って行ってあげたりするのよ」
と、教えてくれました。
当時はスペイン語能力はほぼゼロだったので、聞き間違いかな~と思って、友達に英語で聞いてみるも同じ返答。。
消防士さんがボランティア!??お給料をもらっていないの?
死ぬかもしれない、大変な仕事なのに?
と衝撃を受けたことを覚えています。
ニュースサイトで、消防士さんの”保険”に関する記事がでていたので、ぜひシェアしたいと思いました。
生命保険だったり、消火作業中にケガをした場合の保険などについての記事なのですが、改善しているのかと思いきや、そうでもないようです
他の仕事と比べても保証は低めで、ここ3年では国の予算は減らされたいたのですが、やっと今年になって改善の兆しがでているようです。
別件ですが、リマの友達のお父さんがペルーの元海軍で、船長もされていたような人で、定年後はゆっくり過ごしていたのに突然年金が減らされて、とても困っていました。
国を守ってくれている、国民の安全を守ってくれている人たちの、待遇が悪いというのはね、ちょっとどうなんでしょうね。
不思議に思う、ペルーの文化でした。
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