LATAM航空が、7月からクスコとトルヒーヨ間の直行便の運航を開始すると発表しました。この便は、毎週火曜・木曜・日曜日に運航されます。
観光省は、ペルー国内のアクセスを良くしようと働きかけているとともに、リマの空港を経由しなくていいルートの開拓にも努めてきました。
外国からの観光客の約85%はペルー南部の特にクスコを訪れます。
でもその人たちが、クスコからペルー北部に行こうとすると、今までは一度首都のリマで飛行機を乗り継ぎしないといけないという複雑なルートしかなかったので、南部も北部も行きたい!という旅行者の方々には、便利になると思います。
さらに、ペルーの滞在費が安くなると観光省のEduardo Ferreyros
さんは述べています。例えば、アジアからの旅行客は平均で10日間ペルーに滞在しますが、リマで乗り継ぐ必要がなくなるか、もしくはリマに滞在しなければ節約できるでしょう。
このクスコとトルヒーヨ間の直行便は、毎月3千人の利用者を見込んでいます。航空機はA319、144名の乗客を収容可能です。
観光省は、ペルー観光の三角形を作ろうとしています。イキトス、北部のチクライヨもしくはトルヒーヨ、さらに南部。この3点が相互接続されたあかつきには、リマを経由することはなくなるだろう。