日本では、外貨預金はどうでしょう?そこまでメジャーではないかもしれませんが、頻繁に海外旅行に行く人ならUSドルをまとめてお持ちかもしれませんね。
実はペルーでは、街中でドルが使えます。
スーパーや大きめのレストラン、もちろんホテルでもドルで支払えますが、レートで考えると、街の両替屋さんでペルーソルに換金した方がお得の場合が多いと思います。
実はリマでマンションを借りた時、米ドルで支払ってほしいと大家さんに言われました。私はお給料をペルーソルでもらっていたので、毎月換金するのめんどくさいし、レートも毎月変動するのでソルがよかったのですが、大家さんは残念ながら譲歩してくれませんでした。。
というくらい、ドル派の人も多いし、一般の人でも会社でもソルの銀行口座とドルの銀行口座を普通に持っています。
そんな通貨に関するニュースが出ていたので、シェアしたいと思いました。
「どの通貨で貯金するのが、一番お得?」
という記事なんですが、ペルーならではですよね。
貯金をする時にどの通貨にするかというのは、長年頭を悩ませる問題ですが、ペルー銀行協会は、国民の預金額の50%以上は、昨年の7月からずっとソルが占めていると発表しました。2017年の1月の金額を昨年の同時期と比べてもソルは1.72%増、ドルは3.97%減となりました。
この傾向は、銀行などでの支払いや入金には、ドルやユーロの支払いにもソルが多く使用されているといえます。ということから、どの通貨で預金するのかは、それぞれの利息やレートの金額を確認し、金融機関を選択するといいかもしれません。
また、どの通貨で給料を受け取っているかも重要です。大半はソルで支払われています。さらに、貯金の目的はなんでしょう?たとえば、ペルー国内で電化製品を購入予定ならばソルで貯金するべきだし、海外旅行に行くためならば、ドルの方がいいでしょう。
もう一つのアドバイスとしては、いろいろな通貨で貯金することです。そうすれば、ハイパーインフレや海外で予定していない買い物でドルを使用する、さらには不測の事態にも対応することができます。ドルが下がったとしても、ソルの貯金もあれば、私たちを守ってくれますから。