なんと、ペルーとボリビアの国境にある、チチカカ湖で女性初の市長が誕生したそうです≧(´▽`)≦
チチカカ湖は、標高は3810mほどにあり、湖面の60%がペルー領で40%がボリビア領となっている。「汽船などが航行可能な湖として世界最高所」と言われる。数少ない古代湖でもある。
さらに、
ウロス島 (Uros Islands) は、ペルー領のチチカカ湖にある島。島全体が葦 (トトラ) でできていることで知られる。
Wikipediaより
職人と市長の二足の草鞋を履くRitaさんは、いかにウロス島が手工芸品と観光産業で支えられているかを、伝えています。
Ritaさんは、チチカカ湖の中心にあるウロス島の市長であり、職人でもあり、3人の息子の母親でもあります。
Ritaさんには、休日がありません。女職人には休むひまなどありませんが、彼女はそれを嫌だと思ったことはありません。だって、ウロス島を訪れた観光客にいいサービスをすることができるから。
彼女の朝はとても早いです。
「息子たちに朝食を作り、その後は、観光客を迎える準備をします。」
彼女が準備をしている間、島の男性たちはさらに早く起きて、caldo de Karachiの材料である、魚をとりに出かけます。
←これです
~物物交換の文化~
週に2日は漁に出て、日曜日は深夜2時に起きて干物や生魚などを物物交換をする他のコミュニティまで運びます。
「ここには畑もなく、家畜もいないので、祖父たちと物物交換をします。私たちは魚を、彼らはじゃがいも、豆、とうもろこしなどをくれます。」
と女性市長は説明します。
~観光産業~
機織りや手工芸は、Ritaさんと他の住民たちとの交流の場です。カラフルな柄は、観光客の目を引きます。精妙で凝ったデザインのものは1週間かかることもあります。ほかにも、ミニチュアサイズのトトラもあります。
「売り上げの利益は、穀物や野菜の購入だけでなく、手工芸品つくりの材料の購入にも使われます。あとは、子供たちの学費に使います。」
と、毎日ウロス島で観光客を出迎え見送るRitaさんは言いました。