Semana Santa(セマーナ サンタ)をご存知でしょうか。
英語圏では、Holy weekと呼ぶそうです。
ウィキペディアには、
受難週(じゅなんしゅう:プロテスタント)、聖週間(せいしゅうかん:カトリック)、(英: Passion Week, Holy Week, 西: Semana Santa)とは棕櫚の主日から、復活祭の前日までの一週間を指す。イエス・キリストがエルサレムで受けた苦難を記憶する事から「受難週」等の名がある。
と書いてありました。
キリスト教になじみのない私は、ペルー人の友達が説明してくれてもピンとこず、とりあえず宗教的な意味を持つ大切な日で、木曜日から日曜日まで連休になり、日本でいうGWみたいなものなんだ!と思っていました。ちなみにペルー人の9割はカトリックです。
今年は4月13日が聖木曜日で、14日が聖金曜日です。
この時期ペルー人は旅行に行くのですが、今年はビーチで有名な北部は残念ながら豪雨の影響で行けそうにない。そこで、アレキパから近いコンドルが見えるコルカ渓谷が動き出したようです。
コルカ渓谷は、Semana Santaに23,000人の集客を見込んでいます。
コルカ渓谷は、Semana Santaに9,000人の外国人観光客と、14,000人のペルー人旅行者が訪れることを期待し、国家警察と連携し道路などのセキュリティ強化につとめ、またカイリョマ州の観光地化を推進しています。
カイリョマ州の長であるRómulo Tintaさんは、外国人観光客の旅行チケットから5ソルずつを、ペルー北部で被災された方々へ寄付することを発表しました。
更に、第一四半期の被災地域への観光客数が20%減少していると明言しました。2016年には毎月18,000人の観光客が訪れましたが、現在は14,000人にとどまっています。